案外、すんなり場が収まったな。
まさか降ってきたボスを倒したら場が和んでそのまま休戦するとはね。
拍子抜けというかなんとういうか。
それもあっちの姫っ子が割りと理知的じゃったお陰じゃろう。
遠くから見たときはギルド長を煽りまくるクソガキだったけど、いざボスが毒を撒いたら指示は的確だったわね。
「人を助けるのに理由はいらない」……御冷の行動が良い影響を与えていたようじゃわい。
そういうもんかしら。
第三の島を踏破し、レムリアに眠る秘宝の詳細も見えてきた。
いよいよ終盤だな。
あの会えば匂わせばかりしてくる赤毛小僧の正体も、そろそろ掴みたいのう。
ブロート、ね。
ついさっきも何か警告してきたけど……ん?
どうした?
いえ、なんか今あそこに、妙な人影が……
あっ、みんなさん、大変です!
お休みしていたペルセフォネ姫が……攫われちゃったそうです!
なんじゃと!?
埋もれた城跡
第九迷宮の探索中に解禁されていた小迷宮。
メインストーリーが立て込んでいる中でやや強引に誘われるのもあって、後回しにしがち(個人の意見)。
内容は第七迷宮と同じ瓦礫があちこちにあるマップに新しい魔物2種と新しいFOEギミックが点在。
- 森ウサギはランダム複数回ヒットの氷属性攻撃が高威力。
- 同時に複数出てくると厳しいのでフリーズガードがほしい。
- ラプターロードはタフなうえ全体攻撃+腕封じを仕掛けてくる.。
- 毒殺推奨。
FOEも死に際に混乱や睡眠を決めない限り延々と瀕死まで追い込む→分裂からの合体で全快されるので厄介だが、それ以上に脅威なのが最奥にいる小迷宮ボス。
ヒポグリフ
とにかく火力がえげつない。行動は以下。
- バインドクロー
- 列攻撃+腕封じ
- バックキック
- 貫通攻撃
- 狂乱の眼差し
- 一列に混乱付与
- 漆黒の瞳
- 全体に呪い付与。序盤は使ってこない。
- スカイダイブ
- 全体攻撃+攻撃力ダウン。使用後に【ウィングシールド】状態に移行。
- ウィングシールド
- ガード状態になり、ダメージ半減。攻撃はしてこない。休息3回で解除。
- 休息
- ウィングシールド中のみ使用。体力を1,000回復。合計3回。
- 稲妻乱舞
- ランダム複数回の雷属性攻撃+麻痺付与。同一対象へ複数ヒットしない。序盤は使ってこない。
素の状態ではパーティの誰も耐えられない攻撃力、種類豊富な妨害行動、後半はランダム属性攻撃も使い出すと、明らかに第三の島で戦うボス群よりも頭ひとつ抜けている強さ。というか第九迷宮ボスのアッパーバージョンすぎる。
残り体力が一定を割るごとに【スカイダイブ】を使用し、【ウィングシールド】モードに移行する。
- 3回【休息】するのは直近で戦ったボスと同じだが、こちらはしっかり被ダメを半減するので1度も回復させず強引に解除するのは困難。
- むしろ自分たちが態勢を整えられる貴重なタイムアウトに使いたい。
とにかく敵の攻撃で生き残れなければ鉄壁の【エリアヒール】+【ヒールデジャヴ】も無意味なので、そこをどうにかする必要がある。
ハイランダーとメディックがサブクラスを交換。
- ハイランダー/ヒーロー
- メディック/プリンセス
ハイランダーがスキル【シールドアーツ】で全体を広く浅く守り、メディックはひたすらバフを掛ける。
残り2人は西方ノ霊堂と変わらず
- ハイランダー/シノビ
- ミスティック/パラディン
装備は全員が盾を持ち、武器もWISやHPにボーナスがつくものをチョイス。ハイランダー2人は呪いによる自滅を防止するため、渦巻きの指輪を装備しておく。
- ハイランダー/ヒーローが混乱や腕封じ状態になるのも怖いが、最悪ミスティック/パラディンがガードスキルで守りつつリカバリ出来る。やはり戦闘不能になるのが1番まずい。
あとはミスティックが【魅了の邪眼】を★まで伸ばし、確実に先行しデバフを掛けられるようにしておく。
ここまでやっても耐久はギリギリで、安全を取るなら【ブラッドウェポン】は別の強化にした方がいい。
- 【スカイダイブ】はどうも行動順がかなり遅いらしく、【レギオンチャージ】が先行してしまう。本当にギリギリ。
後半解禁される【稲妻乱舞】はガードしても麻痺で誰も動けないという事故がありえるので、こちらが先にミスティックの方陣で麻痺か脚封じを決めて、出来るだけ動きを止めていきたい。
苦労したが、なんとか撃破。
今度こそ本当に第四の島に進む。
第十迷宮
『金剛獣ノ岩窟』
湯気が噴出するほどの高温の地下水が随所に流れる鍾乳洞の迷宮。
熱源を破壊すると急速に寒冷化し、氷の上を進めるようになる。
そろそろ「ガ・ジャルク」装備のハイランダーの耐久が厳しくなってきているが、なんだかんだ便利な場面もあるので外しきれない。
- メインの槍+ガ・ジャルクに加えて必中ゴーグルも装備する必要があるのが辛い。
- しかもそれでもちょいちょい外す。
サブクラスはハイランダーの片方がプリンセスになった以外は第九迷宮と同じハイランダー/シノビ、メディック/ヒーロー、ミスティック/パラディン。
次のボス戦も同様。
第十迷宮ボス
『サラマンドラ』
B2Fに巣を作っている魔物。接敵するにはブレスをかいくぐって奥まで進み、フロアを寒冷化する必要がある……が、一応うまく動けば別に不要。
敵の行動は省略。
正直、パーティ相性が良すぎて全く苦戦しない。
サラマンドラは短いスパンでターン終了時に「ベビーサラマンダ」という増援を呼び続けるが、分身したハイランダー達が先手を取って【レギオンバースト】を撃つことでそのベビーを行動させずにすぐ倒せる。
- 攻撃で消費したHPも【ハーベスト】で回復できるので気にならない。
- AGIを大幅に上げられる「疾風のお守り」が直前に店売り解禁されるのもデカい。
まぎれがあるとするなら毒+麻痺付与の【貪欲な爪】くらいだが、貫通攻撃なのでしっかり解除すれば問題ない。
ベビーサラマンダをかばう【無償の愛】は次のターンまで効果が継続していることだけ注意。
いざとなったら【ファイアガード】で大体誤魔化せる。
撃破。
B2Fで戦った時点で大体察せるが、中間ボスであり、この先もまだまだ迷宮探索は続く。
- B1Fの伐採ポイントのレア素材から作成できる槍「バーティゴパイク」が強力な武器スキルを持っているので、意外と休養せずにボス戦シフトのままでも探索を続けられた。
- バーティゴパイクの武器スキル【眩暈の一閃】は発動の速い斬攻撃+盲目+スタン付与。
メディック/ヒーローは盾スキルを使うよりも【ミラージュソード】で弾避けの残像を出し、【最後の癒し】を狙った方が良さげ。
B4F最奥にて第十迷宮2体目となるボス戦。
第十迷宮ボス(2)
『ホムラミズチ』
特にアナウンスは無いが、フロアを寒冷化することで大幅に弱体化させられる。
- 階段からそれなりの距離を歩くことになるが、獣避けの鈴を使えば途中で1回エンカウントする程度には抑え込める。
初見時はそのまま突撃してみたが、ミスティックがこんがり焼かれたうえ、体力が多すぎるので素直に出直し。
使用スキルは以下。
- 灼熱の炎
- 炎属性の全体攻撃
- 火煙砲
- ランダム複数回の炎属性攻撃+盲目付与。同一対象に複数回ヒットしない。
- かちあげ
- 貫通攻撃
- スリープテイル
- 列攻撃+睡眠付与
- 炎の障壁
- 強化スキル。近接攻撃に対し炎属性でカウンター。
- 再生の炎
- 強化スキル。ターン終了時にHP回復。
- ウロコ発射
- ウロコを召喚する。ウロコは基本置物だが、炎属性攻撃に反応して炎属性で追撃する。
【ウロコ発射】で設置されるウロコは氷属性の攻撃を当てると鎮静化し、ダメージを与え破壊できるようになる。
- 放置すると最大で4つまで増えるウロコをいかに迅速に破壊できるかが鍵。
そのためには【火煙砲】の盲目付与や【スリープテイル】の睡眠付与が邪魔なので、そこをどうするか。
【スピードブレイク】が欲しいのでハイランダー/ソードマン。
- 【パワーブレイク】【ガードブレイク】もミスティックの手を空けられるので有用。
服と疾風の腕輪を装備し、盾による行動順低下を出来るだけ打ち消しておく。
メディック/プリンセスがいつも通り属性アームズで【血の暴走】を強化。
今回は【エリアヒール】を習得しない。
- 戦闘開始直後に【一斉救護】→【ヒールデジャヴ】→【リフレッシュ】と動くことで、ターン終了時に全体化した状態異常回復が常に発動するようになる。
- ホムラミズチは封じ技を持たないので、これで先手を取り続ける限りハイランダーは自由に攻撃可能。
その代わり自動回復が無くなるが、そこはプリンセスのスキルでカバー。
あとの2人はいつも通りハイランダー/シノビとミスティック/パラディン。
【炎の障壁】解除用にラウダナムをいくつか持ち込むが、まだ店売りはしていないので貴重品。
ホムラミズチがウロコを発射したらハイランダー/シノビが【フリーズアームズ】の掛かった通常攻撃で鎮静化し、次のターン【レギオンバースト】。
これでまずウロコは砕け散る。
- 【ハーベスト】も適用対象。
あとはひたすら本体を削るだけ。
- カウンター技の【炎の障壁】は流石に見たら打ち消すが、【再生の炎】は回復量が低いので放置でいい。
弱体化させない場合は毎ターン【ファイアガード】を構えなければマトモに戦えない火力だったが、フロアを冷やせば素の攻撃力はそれほどでもない模様。
撃破。
岩窟を抜け『xxxxの村』へ。